心と身体がバラバラな時、純粋意識を探って観る。

やるか、やらないか?どうしようか迷った時、どちらを選びますか?

色んな理由をあげて、やろう。もしくは、やめておこう。と決断します。

意志力を保つため、迷う時間を短くしようと心がけています。

迷っている時間は、エネルギーの無駄遣いだそうです。

ちょっとでも、やりたいって頭に浮かんだら、身体のコンディション見てやれそうだったら、やるって決めてます!無理って思ったら、やらない!終了!

『純粋意識』

心の奥底にあり、愛、好奇心、理由なく溢れてくるワクワク心から好きなこと。無我夢中になれること。

純粋な想い。優しさ、思いやり、感謝、与えること、元気、熱意、受容、向上心、純粋性。

人に良い影響を与えるポジティブなエネルギー。

例えば、誰かの力になりたい。許す。失敗を受け入れる。楽しい時間。集中する。助けてもらう。良くなりたい。成長したい。

ある時、癒し系の先生のヨガクラスに行ったら、始まる前に『心と身体がバラバラです。』と涙を流している子がいた。私も悩みまくっていた時期に、ヨガやダンス教室のストレッチ時間に涙が溢れ出てきたことがある。純粋意識を押さえ込んでいると、横隔膜だったり筋肉で、自分の感情を同時に押さえ込んでいる。だから深い呼吸やほぐしで筋肉が緩まると、それが解放されて溢れ出てくる。食いしばる癖や力みのある人は、だいぶ押さえ込んでいるんじゃないかな。

恐れ、不安、思い込みから解放。『でも、』『だって』『どうせ』『今更』。

自信がなく弱い状態。

自分の純粋意識に気づく。何がしたいのか。何が好きか嫌いか。何に喜びや苦痛を感じるか。自分が思い描く人生を生きることができる。

綺麗な花(結果・成果)は、枝(方法・行動)や太い幹(考え方)としっかりした根(心)を持った木に咲きます。

もっとも重要な根(心)に栄養を与えるのが土に含まれる養分(純粋意識)。

純粋な愛や生命です。愛のエネルギー。生き生きして、幸せを感じられて、より自分らしくなっていく。心が満たされていることです。

ヨガや瞑想で、静かに止観。

 

なぜヨガや瞑想が『いい』のか?

ヨガのクラスの最後5分に瞑想を取り入れています。

先日、ヨガの時間を盛り上げ過ぎて、うっかり最後の瞑想をする時間がなくなってしまい、『最後の瞑想が気持ちいいので、やりたかったです』となんとも嬉しいお声をいただきました。

”何もしないで、いられますか?”

何もしない自分といる。何かをしないと、時間が勿体無いと落ち着かない。

昨日は、上野 国立化学博物館の特別展『人体ー神秘への挑戦ー』に行ってまいりました。人間の身体の解剖の最新研究が展示されてありました。

ヨガと瞑想の勉強をしだしてからは、脳科学や神経・筋肉など身体のことが興味深い私ですが、”ぼーっとしている時”と”ひらめき”が起きた時、脳は同じように働いている。ということと、臓器同士が情報を伝達し合って会話しているというのが非常に印象に残りました。

瞑想で、静かに座っていようとするとイライラするとか、電車に乗っている時とか、駅で電車を待っている時ぼーっとしていられないとか。

何もしない時の脳の回路は、”DMN(デフォルトモードネットワーク)”と言う状態にあります。この”DMN”が漠妄想し始めると過去や未来に思いをめぐらせ、不安や心配、後悔、憂鬱状態になります。

だから、何かをしていれば自分の内側から出てくる感情を見ずに過ぎますから、ストレスを感じずにすみます。

ヨガでは、呼吸や自分の体に起こる感覚に意識を向けて潜在意識にアプローチしていきます。思い込みや、こだわりが拭い去られて在り方が変わっていきます。

瞑想では、ダイレクトに潜在意識に働きかけて、思い癖や概念を書き換えていきます。

未来に無限の可能性が描ける。

自分は、これでいい。無条件に承認する。

現在の自分を最高だと思える。

現在が最高であれば、過去の全ても最高の今のためにあったと解釈できます。