自分を変える

哲学の中で”世界”とは”完全情報”のこと。

世界とは、自分が思い込んでいる情報。

情報を変えると自分が変わる。

世界が変わる。

このオリンピックアスリートのメゾットはとっても興味深かった。

精神を研ぎ澄まして集中し、肉体をコントロールする能力を磨き、試合に挑む。

様々なプレッシャーや怪我からの回帰、アスリートの道はとてもドラマチックだ。

だからこそ、研ぎ澄まされた精神論を学べる。

『性格・思考・行動』トップアスリートの5つの共通点。

1、疑問を手放さない

課題に対して意識がいつでもオンになっている。

2、人の言葉を気にしない。

ビニールが水を弾くように、人の言葉が染み込まない。

3、上の立場の人を活用できる。

自分の哲学を持っている。

4、負けず嫌いである

負けやミスに対する意識。

5、観察力に富む

自分を軸にして、微調整をする。

PRESIDENT オリンピック選手100人の最強メソッド

チャーミングな陸上のレジェンド、ウサインボルトの記事も興味深い。

1、スイッチの切り替え上手

ロンドンオリンピックの前にジャマイカからイギリスに向かう最中からオリンピック期間中まで携帯の電源を切っていた。余計なことに煩わされないように、競技に全てを注入するために。

2、ストレスフリー

北京オリンピックのとき、彼は選手村に入っているマクドナルドでチキンナゲットを食べに食べ続けた。期間中に食べたチキンナゲットの数は1000個に及んだという。栄養学的に正しいことよりも『ストレスフリー』であることを望んだのである。

PRESIDENT ボルト伝説

常識にとらわれない非常識なことの延長線上に様々な伝説が生み出される。

その肉体と技術と精神が最高にカッコよく美しい。

東京オリンピック伝説が楽しみです。

意志力と暗黙知ー迷いを捨てるー

一日に決めなきゃいけないことは、沢山ある。

朝起きて、今日は何を着ようか。

お昼ご飯は何にしようか。

空いた時間は何をしようか。

あれをやるのはいつにしようか。

産後の睡眠不足の時に言われて嬉しかった言葉。

『今は身体の声に従ったらいいよ』

お産の直前に読んだ本が『睡眠』に関しての本だったから、睡眠がいかに大事なのは解っているものの、夜間の授乳やホルモンバランスからの影響で脳が興奮して眠りたくない。

そんな睡眠不足状態だから、間違い、ミス、物忘れは激しい。間違った選択は、悔しくて疲れる。でも、それを許す。そして、なぜかユッティーの『ちっちゃいことは気にするなーワカチコー』のフレーズが降ってきた!笑 それ、正解ですね。ミスが小さくて、本当によかった。

しかし、ほやほやの新生児をお世話するにはやることが沢山ありすぎて、あれやってこれやって、細かい決断をたったとしていかないと、何も出来ないままあっと言う間に日が暮れる。

だから、どうしよーう。と、迷わない。

ああする!こうする!今はしない!明日やる!とか決断する!

決断力の前に、その決断をする自分にはどんな意志があるのか。

ゴール設定があれば、決断しなければならない時に、ゴールの自分にふさわしい道を瞬時に決めることができる。

瞬時に決める決断力を支えるのが、意志力だ。それが直感とも言うだろう。

迷えば、迷う程、意志の力は下がるので、迷わない。迷ったら、今決めるのをやめる。明日にするとか。週末までに決めるとか。

そうすると、不安やイライラからは解放されていく。

師匠から教えてもらった『暗黙知』。私たちは、すでに多くのことを知っている。

私たちは、すでに多くのことを知っているんだから、しっかり寝たら答えは出るでしょう。雑音が消えて、脳がクリアになれば自分の純粋意識が教えてくれるはず。

意志力を鍛えるには脳の前頭前野の機能を高めること。

瞑想で、脳の筋トレ。芯が出来ていく。

マインドフルネスと禅

等々力不動尊

『私たちは、もともと完全だ』

普勧座禅儀 道元禅師より

座禅と瞑想は一体何が違うのか。

どちらもただ静かに座る。

マインドフルネスの定義は、『今この瞬間の体験に意図的に意識を向け、評価せずに、囚われのない状態でただ観ること』『何かに気づくこと』

禅”ZEN” サンスクリット語”dhyana””禅那”の定義は、『姿勢を正して坐して心を一つに集中する。』『無我・悟りの境地に入ることを目指す』宗教的修行法。

ヨガの瞑想は、サマタ瞑想(一点集中)ディヤーナ(禅定)から入り、マインドフルネス(ヴィパッサナー瞑想)を経て悟りに至る。

何か嫌なことがあったり、不安でいっぱいになった時。今の現実に目を向けることで、それは私の頭が作り出した想像の世界であると気づく。それでも、そのことが頭から離れなくて、苦しかったり、悲しかったりするときは、”育む瞑想の喜び”を唱えることをオススメします。これは、私が大好きなやつで、私も瞑想中によく使いますし、私のヨガクラスでもよく使わせてもらっています。

育む瞑想の喜び

1、息を吸いながら、私は今、息を吸っていると気づく。/吸う

  息を吐きながら、私は今、息を吐いていると気づく。/吐く

2、息を吸いながら、私の息は深まる。/深く

  息を吐きながら、私の息はゆっくりと流れる。/ゆっくりと

3、息を吸いながら、私は静けさを感じる。/静かに

  息を吐きながら、私はくつろぐ。/くつろぐ

4、息を吸いながら、私は微笑む。/微笑み

  息を吐きながら、私は解き放つ。/解き放つ

5、現在の瞬間に安住しながら、/現在の瞬間

  すばらしい瞬間と気づく。/すばらしい瞬間

蓮華の瞑想 The Blooming of a Lotus ティク・ナット・ハン より

どうしたら幸せになるのか?

3週間前に無事に出産をし、新生児と過ごす毎日は未だかつてない幸福感に包まれている。

何故こんなにも多幸感を感じれるのか。

思い込みやとらわれのない純粋無垢な新生児の笑顔、その存在が幸せ空間を作っている。

幸せがある。あるということは、同時にないということも持ち合わせている。

空[くう]の世界。

だから、今あると感じれることを思い切り味わいたい。

「新しい実在論」をキーワードに示す、哲学者 マルクス・ガブリエル。

著書「なぜ世界は存在しないのか」

どうしたら、幸せになれるのか?

ポイントは、絶対的な幸せの法則はないこと。

幸せになりたいなら、幸せはよそにはないことを知ることだ。

幸せと感じるべきは、今だ。

10分後、死ぬかもしれないんだから。

今幸せを感じなければ、幸せは訪れない。

今幸せを感じていないなら、今それを変えるんだ。

今だよ。今。

明日死ぬかもしれないんだから。

Gabriel,Markus