高まるために捨てる

先日、ヘッドスタンドができなくなる夢をみた。

できるようになりたくて、何度も練習し、首も痛めたり、恐怖心と戦ったりしてできるようになった、ヘッドスタンド。

起きた時、すごくショックで不安になってやってみたらできて、安心した。

夢占いなど、潜在意識が夢に出てくると言うが、”自分ができていたことができなくなるのが嫌なんだな。”つまりは”執着を手放すこと”をショックで不安に思っているんだと感じた。

現実、今週の月曜と土曜日を最後に南流山のホットヨガクラスをしばらくおやすみすることに決めました。

1年半と短い期間でしたが、私がヨガを指導するにあたって始めた初めてのクラス。懸命に通ってくださった方や初めてお会いした素晴らしい出会いにもものすごく思い入れがあり、後ろ髪をひかれる思いで決断をいたしました。正式な理由は、クラスで発表後にブログでもお知らせしたいと思っています。

私が、若い時に突然”死”が怖くなった時があって、その時に話を聞いてくれた憧れのお姉さんからいただいたカードに”ニーチェの言葉”が書いてあったのを思いました。

高まるために捨てる

人生はそれほど長いものではない。夕方に死が訪れても何の不思議もない。だからわたしたちが何かをなすチャンスは、いつも今この瞬間にしかないのだ。

そして、その限られた時間の中で何かをなす以上、何かから離れたり、何かをきっぱりと捨てなくてはならない。しかし、何を捨てようかと悩んだりする必要はない。懸命に行動しているうちに、不必要なものは自然と自分から離れていくからだ。あたかも、黄色くなった葉が樹木から離れ去るかのようにだ。

そうしてわたしたちはさらに身軽になり、目指す高みへとますます近づいて行くことになるのだ。
『悦ばしき知識』ニーチェの言葉より

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