女性の身体と妊婦の身体

☆女性の身体

女性のからだが大きく変わる時は3つ。

思春期(11〜13歳)、産後、更年期(50歳ごろ)。

変わるのは、女性ホルモンの分泌量。

女性ホルモンは2種類。

☆エストロゲン(卵胞ホルモン)=女性らしさのホルモン

脳からの指令で卵巣からエストロゲンが分泌される。

排卵を起こす。

・女性らしい丸みのある身体をつくる

・うるおいのある肌、つやのある髪

・コレステロールの増加を抑える
・骨量を調整する

・自律神経を安定させる(セトロニン=幸せホルモン)

 

☆プロゲステロン(黄体ホルモン)=妊娠初期を継続させるホルモン

・子宮内膜を厚くする=受精卵が着床するためのベットをつくる

・体温をあげる

女性ホルモンの大元は、コレステロール。すなわち体脂肪。月経が始まる為には、体重が43㎏以上あること。思春期から20代の若いうちには過度なダイエットや激しい運動で生理がこなくなると女性ホルモンが分泌されなくなってしまうので気をつけたい。

 

そして、産後〜授乳期や更年期には排卵がないすなわち、生理がこなくなる為に女性ホルモンの分泌減っていくので、骨がもろくなったり、髪の毛が少なくなったり、自律神経がうまくコントロールされなくなる。

脳の視床下部・脳下垂体からの指令により、卵巣の働きは女性ホルモンを分泌する。脳からの指令がなければ、卵巣は働かないということ。逆に、卵巣の働きがないときは脳へのフィードバックも行かなくなるということ。

皮脳同根。受精卵が分裂を始めた初期段階で3層に分かれたときに、表皮と脳神経の細胞は同じ細胞になります。つまり、皮膚と脳は同じ根っこからできています。

お肌を美しく保つこと、女性ホルモンがきちんと分泌される健康な身体を保ちたいなら、ストレスを抱えすぎない日常生活を送ることが重要ですね。

ストレスのない環境づくり。

ストレスを感じたときの解消の方法をお持ちですか?

☆妊婦の身体

妊娠から出産まで、最終月経がスタート地点と考えるとおおよそ280日間。10月10日とよくいいますが。理想は、胎盤の剥がれ落ちる前までおおよそ38週目。38➗4+1=10ヶ月。最終月経の始まりが1月1日とすると +9月 +7日なので、10月8日となる。今日3月10日が最終月経始まりだと12月17日に産まれる。しかし、予定日に産まれる人は約4%という。

十人十色で予想ができないものなんですね。

妊娠期に胎児の形成が盛んに行われるのが、6〜9週目。

この間は、摂取する食事や薬に気をつけたい。

子宮は通常は縦に7㎝ゆで卵程の大きさだが妊娠期には37㎝ほどまで大きくなる。あばら骨の下まで子宮が大きくなるとは、驚きの臓器ですね。出産までの体重増加は、胎児は約3㎏、胎盤・用水は約1㎏、母体必須体重増加(子宮や脂肪、血液や体液)は約3−4㎏。理想な体重は約7−8㎏。

これが身体の前面に着くとなると腰に大変な負荷がかかりますね。

血液量、心拍数、呼吸数が増え、胎児の成長の為に身体が活性化されるのですね。心拍数、呼吸数は、日常でいうとランニングなどすると上がりますよね。ということは、妊婦さんはじっとしていても代謝が上がっているのですね。

つわりのピークが約11週頃。

妊娠中期=安定期は16週頃からマタニティヨガがおすすめです。

分娩方法も色々あり、下から産むのか予定した帝王切開なのか、緊急の帝王切開なのかで産後のダメージが変わってきます。

産後ヨガは9週目からがおすすめ。

広がった骨盤を正しい位置に戻し、心と身体のメンテナンスを、深い呼吸とともにヨガでケアしていきましょう!

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